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男「お前に用は無いが俺が考えて売ってやった計画をちゃんと成功させられるのかどうかを確認しようと思ってね。」
そう男がニヤニヤしながら言った言葉に1番に反応したのは、
良「今回の事を考えたのは井坂自身じゃないのか?!」
良仁だった。
男「あぁ~、こういう事をしたいと言ったのはこいつだが、具体的な計画を考えたのは俺だ。」
男のこの言葉を聞いて、
悠(やっぱり井坂自身が考えたものではなかったんですね。まぁ、あれだけきちんとした計画を立てれる人があんな弱いチンピラを雇ったりなんてしませんよね。)
悠は心の中で納得した。
が、良仁は、
良「何でだ!?何でこんな計画を立てたんだ!?」
悠の前に出て男に詰め寄りそうな勢いでそう言った。
男「依頼を受けたからだ。『会社を乗っ取るための計画を考えて欲しい』ってな。と言っても俺がやってたらこんな風にはなってなかっただろうな。」
そんな良仁に怯むことなく淡々とそう答える男。
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