5771人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、井坂以外の全員が車から降りたところで、
悠「すぐに起きると思ったら全然起きませんね。」
まだ気を失っている井坂を見ながら悠がそう言った。
熊「起こすか?」
悠「ここで暴れられても近所迷惑になるので家の中に入ってから起こしましょう。」
熊「それもそうだな。じゃあ、運ぶな。」
熊田はそう言って、近所の人に見られても怪しまれないようお姫様抱っこをして玄関へ向かった。
その後ろを悠たちもついて行った。
家の中に入ると、
悠「じゃあ、井坂起こしますね。」
悠はそう言ってソファに寝かされている井坂の所へ行き、強めに体をゆすりながら、
悠「起きてください。」
と声をかけた。
井「…ん…………なっ?!」
目を覚ました井坂は少しぼーっとした後、すぐに横にある悠の顔に驚いて飛び起きた。
それを見て、
悠「気分は悪くなさそうですね。」
悠はそう言って良仁の方を見た。
最初のコメントを投稿しよう!