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そして、
悠「私の話はこれで終わりですが、この後はどうしましょうか?」
と聞いた。
良「話は終わったのでもう帰ってもらおうと思います。」
良仁はそう言って立ち上がると井坂の前に立ち、
良「今日はもう家へ帰れ。最終決断は明日する。役員達も近い内と言ったが、明日集まってもらうことにする。だからそこで全てをお前の口から話してもらうからな。覚悟を決めとけ。」
井坂をにらみながらそう言った。そんな良仁に、
井「あぁ、わかった。お前の言う通りにするよ。もう何かしようなんて考えてないし、考える気力もない。」
苦笑を浮かべて井坂はそう言った。
良「そうか。と、お前を信じると思うか?」
井「思わないな。でも、まぁ信じてもらわなくても良い。とにかく俺はもう何もする気がない。」
井坂はそう言って立ち上がった。それを見て、
熊「帰るなら家まで送るぞ。」
熊田がそう声をかけた。
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