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悠「請求された金額ではなく、実際に借りたお金だけを返済すれば良いようにする。ということです。」
鎌「えっ………そんな事できるんですか!?」
悠の言っている意味を考えていた鎌田は驚いたようにそう言った。
悠「はい。任せて下さい。」
悠は自信満々にそう言った。
それを見て、
鎌「…よろしくお願いします!依頼料はきちんとお支払するので!」
鎌田は少し考えた後、悠に向かって頭を下げながらそう言った。
悠「依頼料なんていりませんよ。これは今回協力して下さったお礼ですから。」
鎌「そんな!助けていただいたのはこっちの方です。なのに、お礼としてなんて受け取れません!」
悠「多分、鎌田さんが考えているよりも解決するのは簡単だと思うんです。なので、気にしないで下さい。」
悠がそう言っても、
鎌「いえ、気にします。きちんとお支払します。」
かたくなに拒否する鎌田。
悠(これは、こっちが受け取るというまでこのやりとりが続くパターンですね。はぁ…仕方ない。)
悠は心の中でそう思い、
悠「わかりました。」
と諦めを含んだ声でそう言った。
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