5771人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、話を終えた2人が部屋を出ると、
鈴「莉子さん!このケーキの焼き加減最高です。あぁ、こっちのタルトも生地がサクサクでフォークを動かす手が止まらなくなります。」
熊「確かに、このタルトの生地は絶品だな。」
鈴と熊田が椅子に座り、テーブルの上に置いてあるケーキを満面の笑みで頬張っている姿が目に入った。
それを見て、
悠「はぁ…鈴、片付けは終わったんですか?」
悠はため息を吐いてそう聞いた。
鈴「ふぁい。ふひじほふぁひはひや。」
悠「口の中のものを全部飲み込んでからしゃべりなさい。」
悠は呆れた様にそう言うと、
悠「すみません莉子さん。ケーキなんて出していただいて。」
申し訳なさそうに鈴の正面に座っている莉子にそう言った。
莉「気にしないで下さい。実は作りすぎてしまってどうしようって思っていたのでたくさん食べてもらった方が助かるんです。悠さんと鎌田さんも良かったらどうぞ。」
莉子はそう言うと2人のお茶を入れるためにキッチンへと入って行った。
悠と鎌田はそれぞれ鈴と良仁の隣の椅子に座った。
そして莉子の入れてくれたお茶と持ってきてくれたケーキを食べながらしばらく雑談をしていた。
最初のコメントを投稿しよう!