・話し合い2

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莉「喜んでもらえてよかったです。あっ!ちょっとそこで待っていて下さい。」 と言って莉子が部屋の中へ戻って行った。 3人は莉子に言われた通り、玄関で莉子を待っていた。 すると、 良「得屋さん、熊田さん本当にありがとうございました。」 良仁が3人に向けて頭を下げ、今日何回目かわからないお礼を言った。 その横では鎌田も同じように頭を下げていた。 そんな2人に、 悠「まだすべてが終わったわけじゃないんですから。お礼はすべてが終わってからまた聞かせて下さい。」 熊「そうだな。まぁ、最後まで気を抜かずにやれよ。」 鈴「大変だとは思いますけど、良い方向に行くよう祈っています。」 3人は苦笑を浮かべてそう言った。 良「それはそうなんですけどどうしても言わずにはいられないんです。」 鎌「そうです。感謝してもしきれないくらい感謝をしているんですから。」 と2人が言ったところで、 莉「お待たせしました。」 箱を2つ持って莉子が戻ってきた。 そして3人の前に着くと、手に持っている箱を熊田と鈴に差し出しながら、 莉「これ持って帰ってください。こっちは熊田さんの分、こっちは悠さんと鈴さんの分です。」 そう言った。
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