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悠「先代の社長は鎌田さんと同じように被害を受けた人全員に同じ対応をするそうです。鎌田さんも気にすることなく受け取って良いと思いますよ。どうしても払わないと気が済まないのであれば、先代社長が直接謝りに来られた時に話し合ってください。」
鎌「…はい。」
鎌田はとうとう涙をこらえきれなくなり、涙を流しながら返事をした。
それから鎌田が落ち着くの待ってから、
悠「それで鎌田さんの持っている借用書がありますよね。それを出してもらえますか?…というより、『広々金融』に関係のある書類を出してください。」
と悠が言った。
鎌「あっ、はい。」
鎌田は返事をしてすぐに鞄から『広々金融』に関する書類をすべて出した。
鎌「これで全部だと思います。」
悠「わかりました。鈴。」
悠はそう言って鎌田の出した資料を半分にして片方を鈴に渡した。
そして、2人はその半分の書類を2つずつに分け始めた。
そして数分後、
悠「こっちの書類は持っていてください。」
悠は半分を2つに分けた資料の片方を鈴の分けた片方と一緒にして鎌田に渡した。
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