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依頼の話を終え、悠は依頼料の話をした。
鎌「えっ…えぇ！？そ、それだけですか？」
料金は高いだろうと考えていた鎌田は悠の口から出た金額に驚きそう言った。
悠「はい。今回の依頼だと２万円が妥当な金額です。」
鎌「で、でも…。」
鈴「日数も費用もそんなにかかっていませんし。それ以上の金額は受け取れません。」
鎌「………わかりました。」
鎌田はそこまで言われては何も言えないと思い、そう返事した。
悠「お金は今日支払われますか？」
鎌「はい。」
そう言ってお金を出そうとする鎌田に、
悠「お金は後で莉子さんたちの話が終わってから受け取ります。」
と悠が言った。
鎌「わかりました。」
悠「とりあえず話は以上ですね。」
鎌「はい。…本当にありがとうございました。」
鎌田はまたも涙ぐみながら頭を下げお礼を言った。
悠「いえいえ。それが私たちの仕事ですから。」
悠はそう言って鎌田が落ち着くのを待ち、鎌田が落ち着いたところで３人とも部屋を出た。
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