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鎌「どこか不備はありませんでしたか？」
悠「はい。協力ありがとうございました。」
悠がそう言った所で、
莉「お待たせしてすみません。なかなか見つからなくて。…これですよね？」
莉子と良仁が戻ってきて、悠と鈴の名刺を鈴に差し出した。
鈴「はい。ありがとうございます。」
鈴はそう言って名刺を受けとり、スーツのポケットの中に入れてあった名刺ケースへそれを収めた。
それを見て、
悠「これですべての手続きが終わりました。」
悠はそう言った後、鈴と共に立ち上がり、
悠・鈴「依頼完了です。今日は長々とありがとうございました。」
と２人揃って頭を下げた。
そんな２人を見て、
莉「悠さん、鈴さん…。」
莉子が２人の名前を呼んで立ち上がると、良仁と鎌田も同じように立ち上がった。
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