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そして、
鎌「こちらこそ本当に色々とありがとうございました。」
良「色々とお世話になりました。ありがとうございました。」
２人がそう順番にお礼を言った後、
莉「お２人のおかげで私は大切な人を失わずにすみました。本当に、本当にありがとうございました。」
涙ぐみながら莉子がお礼を言った。そんな莉子に、
悠「そう思っていただけて本当にうれしいです。」
悠は笑顔でそう言い、
鈴「莉子さん、泣き止んでください。私たちが帰る時はぜひ笑顔で見送って下さいね。」
鈴は悪戯な笑みを浮かべてそう言った。
莉「は、はい！わかりました！」
莉子は涙を拭きながらそう言った。
それを聞いて、
悠「では、そろそろ私たちは帰りますね。」
悠はそう言って荷物を持つと、鈴も同じように荷物を持った。
そして２人は立ち上がって忘れ物が無い事を十分に確認した後、玄関へと向かった。
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