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識「うわぁ~、おいしそうなお団子…ありがとうございます!いただきます!」
そう言って素早く団子を手に取るとそれを口に運んだ。
識「ん~~~!ひょいひーい!!」
団子をもぐもぐと食べながらそう言った識はあっという間に1本を平らげ2本目に手を伸ばした。
それを見て、
冬「早く食べないとなくなるぞ槙。」
と冬慈が槙に声をかけた。
それを聞いて、
槙「えっ?!俺の分まで食べるなよ識!」
槙も起き上がり、団子を食べ始めた。
それから団子を食べ、一息ついたところで、
冬「今回の依頼で1番ひっかかるのは途中から出てきた男だな。」
と冬慈は話を再開させた。
識・槙「はい。」
槙「手掛かりを一応探したんですけど、何も見つけることができませんでした。」
識「それに自分の情報は依頼者である井坂にも一切与えていませんでした。。」
冬「そうか。………同業者か。」
冬慈は何かを考えている顔をしてそう言った。
槙「はい。その可能性が高いと思います。」
識「もしこれから先、あの男が依頼に関わることがあったら…というか関わってきそうですけど。そうなれば何者かはわかると思います。」
冬「そうだな。」
識の意見に頷く冬慈。
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