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明らかに何か違う今日の彼
こんな時まで女の感なんて働かなくていいのに…
最後の夜になるかもしれないと思ったら
自然と口数が多くなる
名前を呼ぶ隙を与えたくなくて必死だったけれど
それは呆気なく阻止されて名前を呼ばれる
一瞬にして血の気が引くのがわかる
ホントは嫌なのに
どうしてすんなり『わかった』なんて言ってしまったんだろう…
どうせ別れるくらいなら
最後まで物分かりのいい女なんて演じる必要なかった…
涙一粒でも流していたら
何か変わっていたのかな…
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