鬼で美人の生徒会長

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「え…なに……?」 何かの人だかりのような集まりが 校門の所に留まっていた 普段、そこを通る人はいても 止まる人間など、数えるほどもいないかもしれない 「あなた、何なのその髪は」 「いや普通に「今すぐ黒色にしなさい。今すぐ!ここで!」 「え…!?こ…ここで……?」 「はい、ここで。お金は後で徴収しますから大丈夫です」 「…はー…………」 目の前で繰り広げられるやり取りを、ただ呆然と眺めてしまっていた 「そこの君!来なさい!」 と、誰かが呼ばれたようだ……? え……? ええ……? 「聞こえた?あなたの事なんだけど」 気付いたら目の前にその女の子の顔があった その女の子は恐らくかなりの美人さんだと思った  
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