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鬼。ではあるが、女子の味方
相談事も優しく受けてくれる
かと言って、男に対して色目を使う訳でもないから
女子からの嫉妬もない
凛「そんな人が嫌われる訳がないだろうが!」
准「……」
熱く語る凛をただぼーっと眺めていると
キーン……コーン……カーン……
准「…………あーっ!!始業式始まるっっ」
始業式の為に来たようなものだ
新学年で新学期なんだから、自分のクラスぐらい自分で見たいものだ
初日から休んで、これから一年を教室の空気と同化するなんて、絶対嫌だ
凛「おお、チャイム鳴っ…っ…おいおい!」
凛の腕を掴んで、体育館へと激走直行する
凛「おい准平!お前がこんな大胆な奴とは!俺の事が好きならすっ……!!」
途中、花壇の中に、凛を投げ捨てて
自分だけ、体育館へと急いだ
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