1章 出逢い

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ふと教室をみると もう大半の生徒が教室に集まっていた 自分の席は壁側の前から3番目だった 8時45分なったら先生が来て自己紹介をして体育館に行くように促された そして入場の合図が出るのを待った その間はみんな話していたけど自分は特に話す事なくただ待っていた 普通に入場して名前を呼ばれ返事をして何となく退場と何ら中学の入学式と変わらないことをして終わった 終わって教室に戻ると隣りの男子が話しかけてきた 慧「お前、名前なんて言うの??」 杏「え、 斉藤 杏だけど…。 そっちは??」 慧「俺の名前は、 五十嵐 慧弥だよ」 杏「じゃあ五十嵐って呼ぶね」 慧「いや 慧弥でいい」 杏「へ??」 いきなりそんなこと言われたからアホな声が出てしまった 慧「嫌??」 杏「別に大丈夫だけど… びっくりした」 慧「ならよかった 俺も杏って呼ぶからさ」 杏「うん いいよ これからよろしくね」 慧弥「うん 杏よろしく」 -これが私たちの始まり-
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