第二夜:午後。

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「待って~。ウォークメンがないんだよ~。」 「何で無茶苦茶いい発音なの…。」 姉さんが大事なウォークマンをなくしたため、 出発出来ずにいた。 「ジョギングの時、いつも持ってるじゃん!」 「忘れたこと事態、忘れてたの!」 命の次に大事なウォークマンを持たないなんて、 早起きな俺に続いて怪奇現象だ。 「…本当に何か起こるかもな…。」 そう呟いた時だった。
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