崩壊は終わり、浄化は始まり

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作者「言ったはずだ、誰であろうと忘れてもらう…と。」 大意思「だが、そんな事をすれば…完全な死を迎えるぞ。」 作者「完全な死…そんな物、本当はとっくに迎えている。」 大意思「なに?」 作者「オリジナル・ラグナロクの崩壊の力、これは不思議とプラスの事に使っても、いつかマイナスになってしまってね…」 作者はそう言って自身の胸に手をあてる 作者「この世界に来る前に、私は自分の老化を崩壊させた…だが、そろそろそれがマイナスになってしまう…」 大意思「今まで過ごしていた年月分が、何倍にもなって帰ってくる…そういう事だな。」 作者「その通り、だからこの浄化で私は己の存在を抹消する。」 大意思「…だが、それに何の意味があるのだ?」
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