11人が本棚に入れています
本棚に追加
ある日彼女は大好きなカフェで1人絵を描いていた
そうしていると不意に声をかけられた
由美はビクっとして後ろを振り向いた
声をかけてきたのは5名の同年代くらいのちゃらそうな男
人見知りな由美は怯えながら「なんでしょう」と言った
すると1人の草食系っぽい子が顔を赤らめる
「あ、あのっ一目惚れしました…!!」
「え……?」
「俺と付き合ってください!!!!」
「ええっ!!!?」
周りの男の子達はヒューヒューとからかい始める
由美は酷く混乱して
「え、あの。え……」
とよくわからない言葉を発する
男の子はそんな由美を見てると少し落ち着いたようで自己紹介を始めた
「俺は岩本陽貴です。よかったらメールしてください」
メアドを書いた紙をおく
由美は真っ赤になって頷き、男の子達はじゃーね、と言って帰っていった
最初のコメントを投稿しよう!