始まり

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「てかさ、私がブラメされた理由がさぁー仕返しなんだよね」 「お仕置き?ハァハァ……なんの?」 「一回死ね。えーとね、私の事が好きな女の事が好きな男が嫉妬してなんたらこーたら」 「えー!!!なにそれ!!!じゅりの本命は私だって事が知られてないからこその悲劇だね!?」 「二回死ね」 鋭いツッコミを二回もされてしまい心がズタズタになるがここは真剣に考えないといけない場面であるため気を取り直す 久しぶりに大変な事になった 間違えてじゅりを押し倒してしまった時並みの過酷な問題だろう 「じゅり、どうすんの?このままじゃ相手もじゅりも嫌でしょ?」 「いや、面白いよ、結構」 …って…ええぇっ!!!!?Mなのか、Mなのかお前っ!!!! 思いもよらなかった返事に驚き妙な仲間意識がわく しかし彼奴がMのハズが無いというのは私が一番知っている ようするに 「じゅりはSだからブラメに騙されてるふりをして逆に相手を地獄の底に落とそうという魂胆ね!!?」 「まぁそーゆー事やね」 改めてじゅりは敵に回したく無いと痛感する 心なしかじゅりは楽しそうだ
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