第2章 コンクール、絶望的…。

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「なんですか?」 ついイラついた口調で返してしまった。 「あ、いや、あのな、部活についてなんだが、ウチの学校は顧問がいないと部活としての活動は禁止されているのは知ってるよな?」 「…知ってますよ」 「まぁ、山城先生が入院してる間は…」 「山城先生は顧問を辞めたわけではないですよ」 「いや、だから山城先生がいない時に部活でなにか問題がでたら誰が面倒を見るんだ?」 「…」 僕が言い返せないでいると鬼瓦は話しを続けた。 「だから山城先生が帰ってくるまで、我慢してくれ」
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