2011年7月4日

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そうこうしているうちに僕の仕事は片付いた。 外はもう夕日によって朱く染まっている。 『すみません。お先に失礼します。』 僕は退社準備をして、君のいる場所へと車を走らせた。 ハンドルを握りながら夕日を見て、朝渡された短冊を思い出す。 何を書こうかな? 叶えてほしいことは山ほどある。 もちろん君のことばっかだけど。 まぁ良いか。 君にも相談してみよう。 僕は部屋で待つ君を思い浮かべて笑みを零しながら、車の速度を上げた。
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