戒律魔神

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瞬間、激しい稲光がその隊員を貫いた。 大広間に、戦慄が走った。 リスト隊長は何とか落ち着こうとして、腕を組んだ。 はたから見れば普通のことだが、しかし魔神の声が響いた。 「早速違反者が2人か。戒律。腕組みはしてはならぬ」 目を見開いて驚いた隊長の胸を稲光が貫くのは、一瞬のことだった 。 …完…
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