2章 落雷。

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大会前日。マキたちは一緒に来た先生たちと夜の会(つまり飲み会)があるらしく、結局当日応援で合流することに。 だから今晩が暇になってしまった。…せっかくの週末なのに~。 あわよくば倉本先生にご飯でもご馳走してはもらえないかと、田中くんに倉本先生の電話番号を聞き、電話したけど留守電だった。 そりゃそうよね。監督者同士懇親会などあるだろうし忙しいはず。 名乗ってから明日応援に行く旨を伝えた。 母校がバレーで全国に出るのは倉本先生が赴任してから三年目からだ。その年の三年生が田中くんたちだった。 晩御飯を食べながら明日の準備を考えてるところで携帯が鳴った。 倉本先生だ!
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