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可奈をベットに運び終わり
一応医者を呼んだ
医者によると何か大きなショックを受けて気絶してしまったらしい
あの短い間に可奈に一体何があったのか…
「可奈…よかった…ウッ…ヒクッ…ウッ」
安堵の涙だった
大切な家族が無事でいることに
ガチャ
「雪菜?入るわよ?」
母さんが部屋に入ってきた
「雪菜?」
「何母さん?」
私が母さんの方を向くと母さんが優しく抱き締めてくれた
「ごめんね…怖かったね…ビックリしたね」
「母さん…全然!!大丈夫だよ!」
私は母さんが不安にならないようにとびっきりの笑顔で笑ってみせる
「!!!…ありがとう」
えへへ
なんか照れ臭いな♪
「母さん…私は大丈夫だよ!!今は可奈の心配をしてあげて」
「ありがとう」
母さんからの精一杯の言葉
ありがとう…か
「さぁ!!学校に連絡しなきゃ遅刻しますって!」
…?はぃ?
嫌々待てよ!
さっきまでの弱々しさどこえいった!?
母よ!!
「待ってよ!母さん!可奈がこんな状況なのに学校だなんて…嫌だよ私!!」
「何言ってんの?学校に行きなさい」
黒い!!黒いぞ母
私と母が揉め合っているなか
ベットから物音がした
!!!!!!
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