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なに?
「何で…そんなこと…」
「いや私の見間違いだったらいいんだけど」
可奈は一人でぶつぶついいながら考え込んでいた
「ねぇ…可奈!?」
「なぁに?」
「もし…もしだよ!!その人の特徴とかわかったりしない?」
まさか…
あいつじゃなければいい
・・・
あいつじゃなければ…
・・・
「特徴か…あっ!!」
可奈はなにか思い出したらしく手のひらをポンッと一叩いた
「なにか思い出したの」
「うん…赤…赤い目」
「!…あ…赤い…目」
私は身震いした
赤い目と言ったらあいつしかいない
そうこの町の言い伝えの
赤い目をした少女赤眼(セキメ)
なぜ赤眼が私の家に…
赤眼の特徴はブラウン色の髪に白い裸真っ白いワンピースを着た少女 後、赤い目
「お姉ちゃん?」
ビクッ!!
「わっ!!ビックリした」
「もうなぁにぃ~はぁ~一気に気が抜けたよ」
「あ~ひどっ!!せっかく可愛い妹が心配してあげてるのに!」
「はいはい~」
「「プッ…アハハハハハ!」」
私達は笑った
不安をかき消すかのように…
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