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やっぱり… 広すぎるな… 1人とぼとぼと砂浜を歩く。 つーか、見つかるわけないよな。 そんな奇跡、ありっこないし。 突発的な自分の行動にヒドく後悔し、俺はその場に座った。 「…やっぱ帰るか」 立ち上がった瞬間、ひと粒の雫が頬にあたった。 え? 雨? 気付いたら、結構降ってきて、すぐに本降りになった。 やっべぇ… 折り畳み傘もないのに… 俺は雨宿り出来そうな場所を探すために、駆け出した。 .
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