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「あのさ俺、侑李と結婚して幸せになるんだ。」
「えっ決まってるの?(笑)」
「うるせー…お前もだろ?」
「ふふっ、まあね。」
暑い夏の日に、二人で食べたイチゴのかき氷。
夏祭りなんてどうでもよくて、侑李と2人だけの時間がほしかった。
何だか無性に感情が溢れだして、侑李を離したくないと思ってしまった。
だから……約束。
「約束したんだから100年後も忘れないからなっ」
それを侑李は嬉しそうに笑って、ゆっくり俺に口付けをした。
かき氷を食べていたせいか、冷たくて…少し甘かった。
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