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「…何」
「へぇ?!あ、あの……」
いつのまにか晃大はその少女をガン見していたようだ。
「あの……そ、その制服、君も神島だよね?
お、俺もなんだ!」
「見ればわかる」
話題終了。いや、強制終了か。
「…それに君じゃない。
連城優奈(れんじょうゆうな)。」
意外にも、あちらから名前を教えてくれた。
「れ、連城さんね!俺は市原晃大!よろしく」
「…優奈でいい…」
さらに小さな声で優奈は言った。
「あ、あぁ!じゃあ優奈、俺も晃大でいいよ」
「呼び方は私が決める…」
そういって先へ行く。
(可愛いけど……性格に問題アリ…だな)
苦笑いしながら晃大は優奈と一緒に鳥居をくぐった。
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