第1章~鉱山要塞 チグリチア~

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チグリチア鉱山 バーチス共和国とミストラル自治区の国境的な役割をしているオウゴク山脈にある鉱山。 山脈随一の鉄の産地。 また、銀や金、銅など他の主要金属の生産高も高い。 そこは公にはミストラルの領地になっている。 しかし そこで働く連中がそれをよしとしない。 「俺らの国だ!ミストラルには降らん」 などと言い、聞かない。 ただ、金を払えば、資源はくれるが。 さらに、壁や堀で鉱山と周りの工場、家を囲み、櫓や砲台を建設し、 まるで要塞かなにかである。 また壁内には川が流れており、そして耕作や家畜の世話も行われている。 つまり自給自足が成り立っている。 もはや国である。
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