1人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺はそろそろコイツとの縁を切りたいぜ」
やれやれと両手を上げて首を左右に振る悠紀。
「俺だって同じだってーの!第一なんで嫌なら他の奴と組まねぇーんだよ!?」
由宇が悠紀を指差しながら問いかける。
「それはお前がちゃんとこの宿題を出来るか心配で」
貴様は保護者か!とツッコミが入りそうな勢いだ。
「単に友達がいねぇーだけだろうが。ユキちゃん」
ニコッと笑いながら由宇が言う。
「それはユウちゃんだろ?」
悠紀も嫌味たっぷりに言う。
「まぁまぁ、その辺にして東雲くんのお手伝いしまひょ」
光司が間に入り終わりの見えない言い争いの仲裁に入った。
最初のコメントを投稿しよう!