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震災より4日目…
私の妻もようやく見つかり…私の家族は奇跡的に全員無事でした
レナ(妻)とも無事に再会できたし…大浜(仮名)の3軒残った親戚の家に来ては?と親父や親戚の人達に言われましたが…
やはり子供達のミルクやオムツなどの心配から…
赤川の避難所…漁村センタ-に4人で避難生活をおくることにしたのです
レナが横にいて…
ようやく私も悪夢から解放されました…
レナは私に泣きながら…
『…ごめんなさい…ホントにごめんなさい……わたしはナオさんの家で何にもしないで居て…あなたは…子供や私に会うために必死に…危険なことをして…私も…子供達の親なのに…』
レナはボロボロ泣いた…
私はレナの頭を撫で…
『それで良かったんだ!お前がナオさんの家に居てくれて…無事で居てくれて…だから…泣くな!』
無事で居てくれたことが…
生きていてくれたことが…
私にとって全て…
夜はもう嫌ではなくなったよ
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