夢なんかじゃない

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「そういえば!りーなー!私、来週から一週間どっかいくんだ!」 「・・・どっかって?」 「あ~・・・えーっと・・・どっか(笑)」 「はいはい、どっかね。」 私は親に「来週は旅行にでも行って見ようか?」と言われた。最近は毎日部活で忙しかった私にとって最高に憩いの時間となることだっただろう・・・・。 しばらく二人で話しながら歩いた、 「じゃー、またね~」 「ばいばい。」 別れた後、アパートの階段を調度20段駆け上がれば すぐ右に私のマイホームが待っている。 どこの部屋からもおいしそうな昼飯の匂いが漂ってる。 今日は小説でも読んでそのまま寝ようかな。 そう考えながら、私はドアの前に立った。ドアノブに手をかけたあたりから、 私の記憶はない。
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