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先生達の自己紹介が終わると、今度は生徒の自己紹介が始まった。
全員の自己紹介が終わると、先生達への質問の時間が設けられた。
質問は、ありきたりなことばかりで、彼女は居るの?とか、何歳ですか?などの質問だったが、一人だけ、担任の伊藤先生に告白してる子が居た。
その娘の名前は、朽木 慶子(くちき けいこ)、後に私の親友になる子だった。
その質問で、先生は顔を赤らめていた。
クラスは、騒がしくなり、伊藤先生が静かにするように言い、朽木からの告白に対してこう話した。
伊藤「先生は、朽木の告白を嬉しく思う。生徒に好かれる教師を目指して、いままでやって来たからだ。
しかし、今はその告白を受けることは出来ない。
教師と生徒が恋人同士になることを世間はよく思わないからだ。
でも、先生も朽木のことが好きだ」
以上と話を終えると、チャイムと同時に先生達は教室を出ていった。
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