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陽水は誰にも見られないように急いでかばんの中にそれをしまった。
『誰にも見られてないよな…』
そう思いながら陽水は教室に向かっていった。
陽水は2年1組だったので3年1組の教室にむかう。
「おはよう、陽水くん」
声をかけてきたのは、2年2組だった佐藤 明日香だ。
「あ、明日香じゃん。久しぶりだなぁ。」
「久しぶり…冬休みどうだった。」
「あぁ、部活がなくてゆっくり出来たよ。」
「良かったね。じゃぁまたあとで同じクラスで合いましょう。」
「え?あ、あぁ、またあとで。」
そう言うと明日香は3年2組へと入っていく。
『同じクラスで合いましょうってなんかわかってる風に言ってたな…』
そう思いながら3年1組の教室に入っていく。
教室に入ったら色々なところから
「おっ、陽水じゃんっ」
「元気にしてたか~」など
色んな声が陽水の耳に入ってくる。
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