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そこには知った顔もいるが、知らない顔もいる。
だが陽水の目線をくぎづけにした者がいた。西村 秋菜。学校の中でも1、2を争えるほどの可愛さだ。
陽水は一目惚れをしてしまった…
『ヤバい…あの子可愛すぎる…』陽水の目線に気付いたのか秋菜はこちらに近づいてくる。
陽水の鼓動が激しくなるのがはっきりとわかった。
「あの…私になにかようですか?」
「いや、た、ただ見ていただけだよ。」
上手くろれつが回らない。
「そう…まぁ、よろしく。」
「お、おぉ、よろしくな。」
陽水が動揺しているのを見て秋菜は小さく微笑みながらその場をさった。
『おれ、どうしたんだか…』
陽水は自分に呆れてしまった。
そんな事を思っていたら新たな担任、河東碧梧棟が「皆、席につけ。」皆が席につく。
こうして新たな中学校3年目の生活がスタートする。
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