君がくれたもの~プロローグ~

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ミーン ミーン ミーン その日も猛暑で汗が滴り落ちる。 そのせいでハンカチがびちょびちょだ。 しかもセミの声とクラスのみんなの騒がしさのせいで更に暑く感じた。(まぁクラスがうるさいのはいつもの事だけど…) だけどその日はいつもとは一つ違った事が起きた。 ガラッ 「おーいみんな!今日転校生が来るらしいぜ!?」 いつも何処からか情報を仕入れてき、叫び散らす西川が今日も叫んだ。 しかもいつも西川が言う事は性格だった。 「マジかよ西川!?女?女なのか?」 この女、女言ってる奴は河口。 こいつはとにかくエロ変態野郎だ! (そぉいやいつも西川と河口つるんでるよな…) 「yes!女子だ!」 この西川の一言でさっきまで別の話をしていた男共が西川を見た。
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