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浜田の少女 2 二人とも、執行部に対して強い不満を持っていたので、執行部の欠点を公然と指摘してはばからなかった。 また青婦の機関紙の原稿集めから、ゲラ刷りと精力的に働いてくれたのも沖本だった。 僕の目に狂いはなかった。 何故なら一年後、彼は青年部長になり、三年後には教宣部長として執行部入りを果たし、青婦を指導するようになったのである。
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