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和葉からだった。
「もしもし」
俺は電話に出た。
「もしもし、慶ちゃん。私、今、金山神社の前にいるんだけど来れる?そこの神主が岩手山のどこかに洞窟があるって聞いたことがあるんだって!それで、それを教えてくれた人に連絡とってくれるって」
「本当かぁ!?わかった!今すぐ行く」
俺は、近くの売店で地図を買い、金山神社に向かった。
俺は、20分かけてようやく金山神社に到着した。
「慶ちゃん~こっちだよ!」
和葉の所に行く。
和葉のとなりには、袴を来た男性が立っていた。
俺は、神主にあいさつした。
「始めまして、本田慶助です。」
「うん、始めまして!金山神社の神主の金山僚暁です」
それから、簡単なあいさつをすまし、尾井竹村への洞窟かもしれない場所を知る人に明日会うことになったため金山神社の神主の家に泊まることになった。
そして、荷物の整理が終わった頃、僚暁さんにお風呂に入るよう言われたため俺はお風呂に入った。
お風呂は、檜でできていた。檜の香りや質感が心に安らぎを与えてくれた。
そのため、旅の疲れが全て取れたような気がした。
俺は、30分くらいで風呂から出た。
そして、和葉と僚暁さんの奥さんの金山初枝さんが作ってくれた夕食を食べていた。
俺は、言う。
「和葉~これ何の天ぷら?」
俺は、和葉の方を見た。
和葉の顔をが真っ青になっていた。
「和葉どうした?」
『バタン!』
「かずはー!!」
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