月夜の内緒話

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「これからあの子は一人でどうやって暮らしていくのだろう」 深いため息をつきながら、ゾウは呟きました。 「そうね・・・暮らしていけるだけのお金はあるんだと親戚のおじさんは言っていたけど。」 ウサギは家のほうを振り返ります。 「一人ぼっち、可哀想じゃないか。お父さんはどうして帰ってこないんだ?」 カエルは跳ね回りながら言いました。
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