祖父が死ぬらしい
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父親からの電話に起こされたのは二時間ほど前、確か午前十時を少し過ぎた頃だったと思う。 僕はベッドに寝転んだまま、すぐ傍にあるテーブルの上で激しく吼えている携帯電話に手を伸ばし、耳に当てた。 昨日の夜ひどく酒を飲んだせいで、寝汗がひどかった。 首の周りから背中にかけて粘ついた違和感がある。 それともそれはアルコールのせいではなく、僕が覚えていない悪夢のせいなのかもしれない。
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