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「先生、この度は本当にありがとうございました!一時はどうなるかと思いましたか」
「いえいえ、僕はなにもしてません。遊姫ちゃんが手術まで治療を頑張って、手術も耐えた結果ですから」
母親にはこう言ったものの手術はかなり困難を窮めた。
がそんな事は遊姫がいる以上は口を裂けても言えない優馬だった。
「先生!そんな事ないよ。先生の腕のおかげだよ!私はなにもしてないもの」
とは言う遊姫だった。
しかし一昨日の術後に両親には伝えたもののまだ遊姫には言えない事があった。
「ありがとう!そう言ってくれるのは嬉しいね」
と必死に明るく振る舞う優馬。
しかし遊姫が
「ねぇ先生、質問良いかな?」
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