2004年3月

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「うん!ありがとうね。毬音」 毬音も由衣も笑顔で答えていたがなにか作り笑顔、偽りの笑顔に感じてしまう優馬だった。 「ところでなんで下ジャージに着替えてるの?」 幸いに生徒会室が汚れる事はなかったと思われる。 かなりの出血をしていたがなんとかバレずに済んだようである。 「そこら辺は女の子の事情、という事で聞かないで欲しいなぁ……」 と呟いたら優馬は 「……あぁ……わかった気がする」 と言って何かを考え始めていた。
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