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「少しは優馬先輩も女の子の気持ちわかって来たみたいですね。明日卒業なのに心配でしたよ。では私はもう帰りますね、後はお2人でごゆっくり」
と言って止める暇もなく毬音は出て行くのだった。
「おいおい!待てよ。どういう意味だよ!?」
と必死に呼び止めようとしたが無駄だった。
ちょっとしたすれ違い
もしあの時に保健室に先生がいたら
毬音ではなく同級生が付き添っていたら
2つのifが生んだ結果なのかもしれない。
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