行方不明者。

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「拘る人は拘るんじゃない? 愛してれば。」 私は、パソコンの手を止め、美恵子に言った。 「でもさ~。 気持ち悪くない?よく美咲、出来るよねー。」 美恵子は、眉間に皺を寄せ言った。 「私は、小さい頃から父親の仕事見てたし、自分も教えてもらってたから気持ち悪いって感覚が麻痺してるのかも。」 「ふーん。 まぁ、それは有るかもね。」 と、納得したように頷く。
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