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「須藤君。どうかね?」
「はぁ………。
ここまで腐敗が進行している場合は、埋葬するのが1番良いかと思いますが………。」
「無理………と言う事かね?」
部長は、脱落した様に呟いたが私は、それを無視して桃佳ちゃんに言った。
「桃佳ちゃん。
私は、お祖父様の会社で働かせてもらってる、須藤 美咲って言うの。
私のお父さんはね。昔、私が可愛がってた鷹、分かるよね?鳥が死んじゃった時に剥製って形で残してくれたの。
玄関に居たでしょ?」
「うん、いた。
大きな鳥さんが飛んでた。」
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