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「ただいま
裕太♪」
私は、地下室の鍵を開けて入り裸電球が、ぶら下がり
その下に
ロッキングチェアに座ってピクリとも動かない、裕太にキスをした。
カチ
私は、裕太の膝の上に置かれた録音機を再生した。
『お帰り美咲(ミサキ)
今日は、仕事忙しかったのか?』
カチ
「最近は暇だよ。
やっぱり副業にして正解だったかも。」
私は独りで喋る。
「裕太
私の事、愛してる?」
カチ
『愛してるよ。
美咲も、ずっと一緒に居ようって言っただろ?』
カチ
「ふふっ
そうだね…ずっと一緒に居るよ。」
私は、裕太の頬に触れた。
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