私の過去。

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「美咲………。」 「お父さんなら出来るでしょ?」 困った表情をする、お父さん。 私は、小学生にしてキレた。 「他のお客さんの頼みは聞いてるのに、どうして私の頼みは聞いてくれないの!!」 私は部屋に走り、豚の貯金箱を、お父さんの目の前で割った。 「ちゃんと、お金は払うから!だから………。だから、 お願い!コウを…………。コウと私を、ずっと一緒に居させてよ!!」 私は、泣き叫びながら、お父さんに訴えた。
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