手紙

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顔をあげると奏くんが微笑み夕日と同じくらい紅くなっていた 奏)「最初は、ただ話したかった。でも、気持ちが止められなくって・・・ゴメンね?」 私は、横に首を振る 空)「私なんか、何も取り柄もないし憧れだった・・・嬉しい。夢みたい」 奏)「俺も・・・ちょっと意外だったな」 意外? 奏)「積極的だね」 空)「あっ、その・・・」 恥ずかしい! 奏)「空ちゃんは優しくってカワイイ女のコだよ?」 優しく抱きしめてくれる 奏)「好きだよ。空」 空)「私も好きです。奏」 2人きりの図書室 夕日が差し込むなか私たち思いが、ひとつに重なった
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