手紙

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ドキドキして開くと私が書いた手紙じゃない紙が・・・ 『ありがとう。よろしくね。僕は本が好きな男の子ですーおんぷー』 うわぁ~! 『よろしくね!私も文学少女です―スカイー』 嬉しい! 初めての友達は文字でしかわからない 男の子か・・・ 学校の人だよね いったい誰だろう 返事を書いた日の放課後 恐る恐る引き出しを開けて本を開く 『スカイちゃんのこと教えて?』 それから私は顔も知らない友達と手紙のやり取りが始まった 『だったらプロフィールの紙書いて?私も書くから』 自分のことを書いて手紙と一緒に挟む
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