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ギギギー
ドアが不気味な音を立てながら
ゆっくりと開く・・・
その場にいた4人の視線は自然とドアの方に向いた
・・・
「お疲れ様です・・・」
そう言ってドアの向こうに立っていたのは
高宮さんである
なぜか全身がずぶぬれになっている
(え?なんか寒い、ってかなんで高宮さんビショビショなんだろう)
空気の変わりようにすぐに気づいたのは根元だった
がよく分からない恐怖の為なにも言い出せなかった
「え、お前なんで濡れてんの?」
ズバっと聞いたのはチーフの根岸 ももよだ
彼女はどちらかというとなんでも言ってしまうズバリ女なのである
「・・・急に雨がふってきちゃって」
ニヤリと不気味な笑顔を出しながら高宮は言った・・・
「雨だって?」
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